不動産投資を始めるのに長期ローンを組んだものの…

子供の教育資金捻出の目的で不動産投資を始めようと思い、25年ローンを組んで一棟建の築30年中古マンションを購入しました。学費が払えない状況になっては子供たちがかわいそうですから。
最初は、長年給与振り込みや光熱費の支払いに口座を利用していた大手の都市銀行へ借入の相談に行ったのですがにべもなく断られ、結局地元の信用金庫で貸してもらいました。

ローンの比率は物件購入価格の3分の2、自己資本比率は3分の1です。不動産購入ではフルローンやオーバーローンという話をよく聞きますが、非常に危険であると思います。

私の比率での借入でも、ローン返済の他に固定資産税、管理委託費や共用部の光熱費、ちょこちょこ発生する修繕費、家賃の滞納、入居者の退去などで1ヵ月の賃料の手残りは半分以下です。

さらに、個人の所得が上がったことで、所得税、住民税、社会保険、厚生年金なども飛躍的に上がり、逆に控除になっていたものは軒並みカットされました。結構な金額の借り入れをしてもこれしか残らないのかという印象です。

それでも普通預金に預金しておくよりはマシかなと気持ちを保っておりますが、ローン期間の長さと物件の古さを考えると怖くなる時があります。最初の目的の教育資金の捻出なんてものには程遠いのが現実です。

また、管理会社とのやり取り、帳簿付け、確定申告の手間が増えることも考えていませんでした。
ローンの審査が通るまでは不動産会社も積極的に動いてくれ、実際審査が下りた時には大喜びしたものです。

しかし、いざ返済が始まってみると返済を助けてくれる人はいません。

銀行も不動産会社も手数料収入が入ればあとは知らん顔です。不動産は購入してから5年以内の売却には短期譲渡所得税が40%も加算されるため、最低でも5年は保有しなければなりませんし、その後買った金額で売れるかどうかも分かりません。
高額のローンを組む時には、夢ばかりではなく現実的なこともしっかり勉強してからでなければ痛い目に会います。世の中には不動産投資のメリットばかりが謳われていますが、デメリットもしっかり考えてから参入しましょう。

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